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日本の冷蔵庫は雑菌だらけ⁉日本と海外の冷蔵庫の違い

更新日:8月23日

こんにちは!古市伸子です。

急に夏のような気温で、身体が気温の変化についていけません...

前回、キッチンのことをブロブで書きましたが、今回は冷蔵庫についてお話しようと思います。




私が前から気になっていたことがあります。

それは、キッチンの冷蔵庫とシンク。

何が気になっているかというと冷蔵庫の存在感。

大きい方がたくさん入るので機能的には良いのですが、「私が冷蔵庫ですが何か?」

という大きさや形の主張がどうも気になってしまいます...

もう一つは、シンクのお大きさです。

こんなに大きくないとダメ?って思うほど、どこのメーカーも大きいです。

他にも、炊飯器のキッチンでの存在感が気になってしまいます...

なので、我が家では土鍋で毎食お米を炊いていて、炊飯器は持っていません。笑



話は元に戻って冷蔵庫の存在感問題ですが、海外では冷蔵庫の存在感があまりありません。




これらの写真は、ロンドンで借りた Air B&Bの賃貸向けのお家のキッチンです。

実は、一番左の写真に写っている左側の上から下までの収納に見えるところが、冷蔵庫と冷凍庫になっているんです!!こうすることで冷蔵庫の存在感が消えています。

さらに、このキッチンの一部の扉の中は、ごみの分類ができるようにゴミ箱も設置されていて、

生活感の出るものがないので、部屋はスッキリしていてインテリアとの統一感があります。

このようにヨーロッパで見る冷蔵庫は、キッチンと一体になってることが多いように思います。




日本とヨーロッパの冷蔵庫は存在感だけではなく、実は冷蔵庫の冷却の仕組みも違います。

ヨーロッパの冷蔵庫の冷却方法は、直冷式で風を発生しない仕組みになっていて、

冷蔵庫と冷凍庫は、それぞれ別の冷却機能が設置されています。

こうすることによって扉の開け閉めによる温度の変化が起こりにくく、菌の発生を抑えるのでとても衛生的で、食品も傷めません。

日本製の冷却方法は間接冷却といって、冷凍庫から冷蔵庫へ冷たい風を送って冷やす方法です。

私たちが当たり前のように知らないまま使っている冷蔵庫は雑菌だらけだという事実...




また、ヨーロッパの直冷式の冷蔵庫は、庫内で風が発生しないので食品を乾燥させません。

なので、ラップやビニールを使わずにそのまま冷蔵庫へ入れて保存することができます。

乾燥させないので食品の鮮度を保つことができ、保存期間が長くても美味しさを保てます。

ということは、食品ロスを減らせるということです。

食品ロスを減らし、無駄な資源も使わないなんて、本当にサスティナブルで素晴らしいですよね!




この話を教えてくれた方によると、もしも、日本の冷蔵庫が直冷式の冷蔵庫だったら、日本の冷凍食品はさらに長期に渡り美味しく食べれるそうです。

日本の冷凍食品の技術は高いのに、間接冷式の冷凍庫で長期保存すると食品の美味しさを半減させてしまっているという悲しい事実。

改めてヨーロッパの冷蔵庫のすごさと、西洋人の合理的な考え方に感心しました。




今回このことを知ったのは、リープヘルのというドイツ製の冷蔵庫をお客様へ提案する機会があったからです。

もしかすると、このような機能を知ると多くの人たちが無駄なく、鮮度の高い野菜を食べれるのではないでしょうか。

日本の冷蔵庫もヨーロッパのようになったらいいのになと思うばかりです。

次回冷蔵庫を買う時は、リープヘルのビルトインタイプの冷蔵庫にしたい!と考えています。





古市 伸子

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