自然農法を学んで
自分の食べるものは自分で作る時代でしょうか??
私は、実は全く興味がない分野でしたが・・・でも食べなきゃ生きていけません。
私の父親は、自宅横の山を切り開き畑をしていました。勿論趣味です。
山といっても国定公園の山ですよ!その時代山栗も取れちゃうようなところでした。
そんな場所のほんの少しを畑にして、きゅうりやナス、トマトなどを育てては食べていました。
時折、苗を買いに連れて行かれる時もありましたが、全く興味がないので微かな記憶しかありません。
このような私が、なぜ農法を?
突然おこる時代の変化、誰もが予想し得ない出来事が、自然界には起こりますよね。
インテリアデザイナーという仕事は、その時代に求められる空間をデザインすることになります。
コロナで自粛生活が始まり、家にいる時間を強制されたことから世界中であらゆる変化が起こったのは誰もが知る事実ですよね。
私自身も本気で自然界の摂理や循環、自分にできることを考えてしまったわけです。
快適で心地よい空間の提供は、見た目のデザインとかじゃなくどのように表現したらいいのだろうか?なんて考えたわけです。
サステナブルな暮らしとは?持続可能??循環するくらし???
自然農法とは、意識によって食物の味が変わる。
つまり育てる人によって、育てた野菜はその人の味になるというのです。
このことを聞いていると興味が湧き面白そうだと思ってきたのです。
農業には興味はないのですが、その自然農法には何かある?って直感働いたわけです。
まんまとはまり自然農法を学びに行くことに・・・
なんとも美しい景色、澄んだ環境にうっとりです。

学んで驚き!!農業の現状について。
自然農法の凄さ。
自然界とつながる意味。
昔から伝わる自然界との共存の意味を知るわけです。
なんともちっぽけな自分に気づくのです。
見える世界と見えない世界が同じってことです。ちょっとスピリチュアルって思うでしょうが・・・木々のお話です。自然の中で育つ木々は、土の中でも同じだけの深さと幅の根をはやしているのです。
これらのメカニズムを知るわけです。
特に私の頭から離れなかったのは、「豊穣」という言葉でした。
かつては神々に五穀豊穣を祈り祀ってきた当たり前があったのに・・・
お祭りごとって自然界への感謝の祈りですよね。私達ってごく当たり前のようにお祭りへ行ったり、神社へ手お合わせたりしてるんですものね。
自然界の話の中には、土の成り立ち、そして私たちがあまり意識を向けていない野菜の種についてです。
野菜の種は、知れば驚く真実があります。
種苗法という法律が戦後に定められています。これは何を意味しているのかですね。
自然農法では、種から育てます。
それは、固定種(在来種)を使ってです。つまり循環する種です。育てた植物から種が取れるってことです。
畑の土に種まきをしてきました。目が出るでしょうか?と言うよりまろやかな美味しい野菜になるのか!

私が育てる野菜はかなり心配ですね。
この作業をしている時に自分自身のことで気づいたことがあります。
なんとも私は雑、適当、ワイルド過ぎな自分です。
周りを見渡せば、とても繊細で丁寧に土を慣らしタネを撒いていました。
良いとか悪いとかはないですが、自分自身の姿を見ましたね。
更に心の中で心配が生まれたわけです。
育つだろうか???芽が出るだろうか???

これです!心配する心が、意識として現実を作ってるってことです。
解っていても心配です!
これこそが自分を信じていないって事かもしれないですね。
これが自然界が教えた凄さです。
そんなことを思いながら1日の授業を終えました。
さて、この思いは拭えないまま宿題へ挑戦です。
種から苗を作ると言う宿題です。
我が家は、マンションのテラスで育てます。
芽が出るか?でないか?
もし、マンション暮らしで野菜が取れると・・・
自然栽培の野菜を食べて暮らせるなんて良いじゃん!!
この実現に向けて頑張ってみようと思ってます。