インテリアデザイナーになりたい!プロになれる5つのポイント
インテリアデザイナーになりたい!と憧れる人って結構いる気がします。どのような人かというと新聞のチラシや住宅情報のパンフレットの間取りが気になりいつも見てしまう。
間取りを自分で描いては空間を想像することが好き。
インテリアショップを見ることが好き。
美しい建物、空間を見るのか好き。

このように自分の興味が「お家」にあることは分かるんだけど、でも好きなだけで自分はその何が好きなのか?はわからない。
きっとインテリアだろう?なんて思いながら、まず何を始めたらいいのかと検索し始めるのでしょうね。
例えば、そう考えてインテリア系の会社へ入れば、少し近づけるかもと就職することをスタートにする人もいます。
インテリアデザイナーってどのようなことをする人なのか?
もしかするとこの内容が曖昧、明確では無いのかもしれないのです。
今の日本でインテリアデザイナーとして自立できている人は、少数かもしれないです。
理想になるような憧れの人が身近にいないからわからないのかも・・・
その上、ビジネスとして明確に職域が見えていないからかも・・・
一つ言えることは、「美しい空間が大好き」な人は、インテリアデザイナーのプロを目指す傾向にあると思います。
今までにも目指しても途中で断念している人をたくさん見てきました。
一番の原因は、ビジネスとして成り立たないことかもしれないです。夢物語で終わってしまい、途中で辞めちゃってるのです。
もしかしたらインテリアデザイナー と言う仕事が何かわからないままインテリア商品のピックアップやコーディネートで終わってしまい、お客様へ売ることが目的になっている気がします。
ではどのような仕事なのか。それは、お客様の代役であり、思いを形にする人です。
その職域を詳しく書かれているサイトがあります。What’s interior designer?としてインテリアデザイナーの職域が書かれています。
この内容を見れば何をする人がインテリアデザイナーなのかが見えてくるのではないでしょうか?
では、どのような道を辿れば良いかと言うことになります。
道はいくつも考えられますが、プロになるためのポイントは以下の通りだと思います。
1、美しいものを追い求める事を怠らない
2、妄想好き、イメージを頭に描く能力を鍛える
3、物事を纏め上げる能力、プロデュースする力
4、独立心がある
5、判断力がある
インテリアデザインをするための知識は、もちろん必要です。それは学ぶ事で身につきます。
この5つのポイントは、プロとして運営していくためのポイントです。
1、美しいものを追い求める事を怠らない
美しさとは何か?美しい事に執着していく事です。空間の美しさだけではなく、美しさを求める好奇心が全てにつながっていきます。見る目、見る能力、美を識別する眼力、審美眼です。
2、妄想好き、イメージを頭に描く能力を鍛える
この能力は、育った環境と持って生まれた能力の両方向から備わっている人がいます。アーティスト、アート系に進む人はこのタイプだと思います。もしそうでないのであれば、訓練が必要だと思います。
3、物事を纏め上げる能力、プロデュースする力
プロのインテリアデザイナーを続けているとプロデュース能力が磨かれていきます。つまり物事をする時に先頭に立ってすることが好きな人かもしれません。組み立て上手ってことになります。
4、独立心がある
これは、所属することで安心するタイプではなく、自分で切り開く力を信じて進むタイプのことです。なぜなら、所属することでクライアントに寄り添ってデザインを行うことができないからです。お客様のためのデザインが必要だからです。他からの力で加わることでデザインが貫通せないからです。
5、判断力がある
常にプロは、判断を迫られます。プロとして仕事をするには判断する力を養うことが重要になります。自分が自立していない限り、自分で判断をすることができないからです。
これらを鍛えながら、プロの道を目指すことだと思います。
とは言え難しいことばかりだと思います。
私の場合は、最初の段階で起業をすることが目的で、この仕事が始まりました。その後、一つひとつ覚えていったのです。
自分が歩み、身に付けたインテリアデザイナーの道は、果てしなく長かったのです。独学でしかその道がなかったからです。
もっと早い近道を作ることが必要じゃないかと年齢とともに考え始めたのです。
何よりこの職業の素晴らしさを広めていく役割として育てると言う仕組みを作ったのがIDOP(Interior Designer Ojt Program)でした。
それらの活動は、Facebookなどでもアップしています。
何より現在の自分仕事に専念することがとても重要になります。それは、自分が経験した全てのことがインテリアデザイナーの肥やしになるからです。